2007年 07月 30日 ( 1 )

 

第4回:参議院選挙における自民党の惨敗について。

皆様、おひさしぶりです。またまた、2ヶ月ぶりの記事になります。

今回取り上げるのは、先日終わった参議院選挙についてです。

私も、29日のお昼頃に投票に行ってきました。地区選出候補には自民党系の候補者、比例代表では自由民主党に投じてきました。

今回の参議院選挙は、選挙前から自民に向かい風が吹いていましたが、大方の想像以上の惨敗でした。

正直言って、民主党ごときが参議院で第一党になるなど、日本も末だと思いますよ。

民主党の小沢代表の打ち立てる政策と言うのは、さも良さげに聞こえますが、実現不可能なものがあまりに多すぎます。

たとえば、年金問題の解決のために、消費税をすべて年金に充てるという政策です。こんなの消費税を上げなきゃ財源の確保なんかできっこないのに、消費税は上げないと。耳あたりのよいことだけ言って、無知な有権者を騙す卑劣な政党なのですよ。こんな実行力のない政党が政権を取った日には、日本の政治は崩壊しますね。

とは言え、有権者が自民離れしたのは、自民党・安倍政権自らの責任と言うのも認めざるを得ません。

とにかく閣僚の選び方が悪すぎます。

佐田行政改革担当大臣の不正経費疑惑に始まって、松岡農水相の「ナントカ還元水」発言で有名な不正系疑惑、柳澤厚労相の「産む機械」発言、久間防衛相の「原爆はしょうがない」発言、さらに赤城農水相の不正経費疑惑まで。挙句、松岡大臣が在任中に自殺するなどと言う、戦後初の異常事態まで惹き起こすんですから大したもんです。

散々批判のあるように、仲良し内閣のイメージがぬぐえないんですよ、安倍内閣の人事は。松岡大臣の後任に赤城大臣、久間大臣の後任に小池大臣。自分の派閥・味方からしか人選をしてません。一般の国民は、こういうところから自民党に不信感を抱いたんじゃないでしょうかねぇ。

それから、年金問題。対応が後手後手すぎたのも痛すぎます。閣僚の不正経費なんてのは些か抽象的ですし、直接的に自分に損が来てるとは感じにくいですが、年金問題は自分の懐に直接打撃を与えますからね。国民がこの問題を重視するのは仕方がありません。

ただ私は、これを執拗に追求して、年金業務機関に国民を殺到させ混乱させた長妻昭にも大なり小なり責任はあると思いますけどね。勿論、彼が追求したおかげで明るみに出たわけですから、その功績は評価に値します。しかし、結果としてこれが国民を社会保険庁窓口に殺到させることになり、年金業務に混乱をもたらしたことは間違いありません。銀行がつぶれそうだから、と言ってみんなが一斉に銀行から預金をおろして、つぶれなくて済んだ銀行をつぶしてしまうのと同じことです。もっと、適切なやり方があったんじゃないかと思います。

それに、自民だけの責任にするのもおかしい。民主党の菅直人だって、厚相をやってたんだから、何らかの責任を取ったらどうなんでしょうかね?菅は年金すら納めてなかったあるまじき政治家なんだから、こういうときこそ、国民に侘びを入れたらどうなんでしょうかね。

世間での評価のとおり、「民主のクリーンヒット」ではなく、「自民のエラー」なんですよね、この選挙の惨敗の要因は。これは、自民・民主ともに認めています。

ただ、口ではそう言っていても、民主党は完全に天狗になっていて、参議院の与野党勢力逆転を利用して、衆議院を解散に追い込んで、政権を奪取するつもりです。

私が言いたいのは、国民は政権を担うべき存在として民主党を選んだわけではないと言うことです。自民に入れたくないが、ほかに入れるところがなかったので、たまたま民主党に入れた、と言うのがこの結果です。だから、民主党は思い上がらないほうがいいですよ。

そもそも民主党には改革力や実行力はありません。昔の社会党のように、与党があってこその政党であり、政権を取るべき政党じゃないんです。社会党が政権を取ったこともありましたが、見事に失敗しました。おそらく、この後民主党が政権を取ったとしても、結果は同じでしょう。

自民党は、この危機的状況を打破するためにも、全力で国民の信頼回復に努めるべきです。

それには、まず安倍首相の退任が不可欠でしょう。もはや、彼が首相にいること自体が国民の不信につながっています。獲得議席も過去最低こそ免れましたが、ワースト2でしたからね。橋本内閣は44議席で退任したんですから、それより少ない数字なんだから、潔く辞められた方が、政治家としての株も上がると思うんですけどね。

民主党をこれ以上のさばらせないためにも、安倍内閣には申し訳ないけれど退任してもらって、もう少し指導力のある人を首相に出すべきですね。個人的には、麻生太郎外務大臣なんか適任だと思いますけどね。話も上手だし、政治能力も高いですし。ただ、話が上手いのはいいんですが、この間みたいな失言をやらかしそうなのがネックですけどね。

さもなければ、小泉前首相の復帰ですね。彼は近頃稀に見るカリスマを持った政治家です。今一度、その政治手腕をふるってもらいたいですね。

今回の選挙は、有権者の自民党への愛のムチである、と解釈したいですね。そうでも思わなければやってられませんよ。国民が民主党政権を心から望んでいるとは思いたくないです。

事と場合によると、衆議院解散→総選挙と言うのもありえそうです。ここで、政権が変わる可能性もあります。そこで、民主党が政権を取るようなことがあってはなりません。自民党のさらなる信頼回復に向けた努力に期待したいですね。

ではでは、今回はこの辺で。
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  by crazytigersfan | 2007-07-30 22:58

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