中村豊、値千金のミラクルアーチ!!

まだ試合の興奮が収まりません。

すごい試合、まさに首位攻防の名にふさわしいほど白熱した試合でした。

序盤は投手戦でした。

下柳-川上の先発。

ここ数試合、調子の上がらなかった川上だったが、今日は立ち上がりから快調だった。先頭の赤星にヒットを許すが、鳥谷を併殺崩れ、シーツも併殺崩れで二死を取り、アニキをセカンドゴロに打ち取り、エンジンがかかった。

一方の下柳は、ほぼ完璧に近い投球を見せた。5イニングを投げて、わずかに2安打。ピンチは1度あったが、そこも丁寧な投球で完璧に封じ、竜打線を抑え込んだ。

そして、下柳の好投に、4番が応えた。

4回、先頭打者として打席に入ったアニキは、2球目の直球を惜しいところへファールすると、カウント1-3となった5球目の低めの直球を一振り。

先ほどはレフトスタンドのポールのわずかに左だったが、今度はきっちりレフトスタンドへ運び、第33号弾とし、貴重な先制打とした。

阪神は、好投の下柳を5イニングを投げ終えたところで降板。早々とJFkにつないだ。2番手は、藤川球児。

6回は二死から立浪に二塁打を浴びるが、ウッズをど真ん中の直球で三振に取り、球威で竜打線を封じた。

しかし7回。福留・アレックスと連続三振に取ったところで、大西の代打・森野にクサいボールを見逃され、四球を与えてしまい、続く谷繁のヤマ打ちで直球を右中間深くに運ばれ、同点の適時打とされてしまう。

なおも、ピンチは続いたが、続く代打の高橋光はキャッチャーフライに打ち取り、勝ち越しは許さなかった。

そして8回。猛虎打線は藤川から。当然代打が送られ、濱中は四球を選ぶ。続く赤星は犠打を決め、鳥谷。

高く浮いた直球を見逃さなかった。シュアに弾き返した打球は、前進していた中堅手・アレックスの頭上を越える、勝ち越しの適時二塁打となった。

さらに続くシーツもセンターへライナー性の打球を放ち、もう1点…と思われたが、アレックスがダイブキャッチで直接捕球。これでシーツがアウトになり、アレックスはすかさず二塁へ送球。抜けたと思った鳥谷は本塁へ帰塁することは出来ず、結果的に併殺となってしまった。

その裏は、ジェフが死球でピンチを作るがなんとかしのぎ、9回の攻防を残すのみとなった。

しかし、9回。審判によって試合は壊されてしまった。

まずは9回表から見てみよう。

追加点が欲しい猛虎打線は、先頭のアニキ・今岡と連打で好機を作り、桧山が四球を選び、無死満塁の大好機を作る。

しかし、矢野がセカンドゴロ、シェーン砲三振で、二死満塁になってしまう。

そして、ジェフの代打・関本。

勝ちを狙いに来た竜は、守護神の岩瀬をマウンドにこの回の途中に起用している。二死満塁の好機ながら、岩瀬が相手と、難しい局面だったが、甘く入ったシュートを関本が巧く一、二塁間へ流し、三塁走者を生還させた。さらに、二塁走者桧山の代走の中村豊も本塁突入を試みた。

右翼手・福留のバックホームがストライクで来たが、谷繁のミットが触れる直前に中村は本塁にタッチ。生還していたはずだった。

しかし、球審の“誤審大王”の橘高はアウトのコール。納得のいかない中村は橘高に詰め寄り、ベンチからも監督やコーチが飛び出してきた。

が、判定は覆らず、首脳陣もしぶしぶベンチに引き上げた。とりあえず、リードを2点に広げたので、この裏を抑えればいいか、と思ったのだろう。

しかし、この裏にも悲劇が待っていた。

9回裏は、久保田がマウンドへ。

ところが、久保田は乱調。先頭のアレックスにヒットを浴び、さらに森野に二塁打を放たれ、いきなり無死二、三塁の大ピンチを作ってしまう。

そして、打者は谷繁。詰まった当たりがセカンドへ。これを裁いた関本は迷わず、本塁へ。本塁突入を試みるアレックスに、矢野がタッチでアウト!

のはずが、今度はセーフ!

橘高、てめぇは中日に金でも貰ってるのか!中村豊はアウトで、アレックスはセーフかよ!

今度は、平田ヘッドが鬼の形相で、ベンチを飛び出し、橘高を突き飛ばし、福原コーチや岡田監督も橘高に詰め寄った。島野コーチや他の審判が止めに入るが、まったく収まりがつかない。

そりゃそうでしょう。

似たようなケースで、阪神はアウト、中日はセーフじゃ、阪神側としては納得がいきませんから。

激怒した岡田監督は、阪神ナインにベンチに引き上げるように指示。球場は騒然となった。

4人の審判[PL:誤審大王(橘高)、1B:嶋田、2B:誤審王(上本)、3B:ジャンパイア(友寄)]が説得するが、岡田監督はガンとして譲らない。阪神ファンや中日ファンから共に違った聞くに堪えない野次が飛ぶ。

中断は18分に及んだ。

しかし、判定は覆らず、放棄試合で負けてもつまらないので、やむを得ず、無死一、三塁で試合再開ということになった。

なお、橘高を突き飛ばしたとかで、平田ヘッドコーチが退場処分を受けた。審判が悪いのに納得がいかんけど。

試合再開。

打者は、岩瀬の代打・井上。粘られ、犠飛を打たれ、同点に追いつかれてしまった。なおも、一死一塁。

続く荒木の打球はいい当たりながらも、赤星が追いつき、二死…のはずが、まさかの赤星の落球があり、谷繁は三塁到達。打者走者の荒木も二塁に達し、一打サヨナラの大ピンチを迎えてしまった。

打者は代打・渡邊。犠飛でもサヨナラの場面で、久保田が目覚めた。

直球で押しまくり、渡邊を三振に取ると、続くウッズも直球のみで三振に打ち取り、試合を延長戦にもつれこませた。

10回、猛虎打線がチャンスを作るも無得点に終わった後の裏。福留の二塁打、森野の四球で、一死一、三塁のピンチを迎え、打者・谷繁の時に、福留が三盗を試みる。

矢野の送球はよかった。しかし、福留の足の方が一瞬早く塁に入ったような気がしたし、VTRでもセーフだったが、判定はアウト。阪神ファンとしては良かったが、審判はどこを見てるんだという雰囲気だった。

それで竜の緊張は切れ、谷繁はあっさりアウト。試合はまだ終わろうとしなかった。

そして11回。

先頭は中村豊。マウンドは、6番手の平井。フルカウントからの6球目。高い直球だった。高く打球が上がった。
d0041058_15344060.jpg

球場の人々、打った中村本人も外野フライかなと、思っただろうが、打球は伸び、そのままレフトスタンドへ。先ほど、ミスジャッジで本塁憤死にされた鬱憤を晴らすかのような貴重な、値千金の今季第1号アーチ。セントラルに移籍しての初アーチにもなった。

そして、その裏。マウンドには、3イニング目を迎える久保田が登った。

井上を見逃しの三振、荒木を三振に取り、井端にヒットを許すも、代打・川相を三振に打ち取り、ゲームセット。審判にぶち壊された試合を辛くも勝利し、再びゲーム差を3.0に広げた。

そして、球団史上初の、ナゴヤドーム戦勝ち越しも決めた。

他の試合。

セ・リーグ。

巨人-ヤクルト。ケツ出し-ガトームソンの先発。ツバメが20安打、14得点と打線が爆発して快勝した。2回までにケツ出しを攻め青木(3号)、リグス(10号)、小野(7号)の3本塁打で3点を先行。4回に2点三塁打を放った城石は4安打5打点の活躍だった。6回3失点のガトームソンが8勝目を挙げた。3-14。

横浜-広島。斎藤-大竹の先発。コイが逆転勝ち。コイは7回、ラロッカの2点二塁打と敵失、前田の29号2ランで計5点を奪い、ひっくり返した。先発大竹は2回以降スライダーを有効に使い、7回2失点で9勝目。ハマは中継ぎ陣が乱れ、4連敗で借金は今季最多の10となった。2-6。

パ・リーグ。

日本ハム-西武。鎌倉-松坂の先発。レオは4回に中島の11号3ランと栗山の適時打で4点を先制。その後もフェルナンデス、石井義の本塁打など、先発全員の15安打で10点を奪い大勝した。松坂は打線の援護もあり、7回を5安打に抑え12勝目。ハムは投打に精彩を欠いた。なお、8回には、坪井に第2号ソロが飛び出している。1-10。

楽天-ロッテ。朝井-久保の先発。カモメが打撃戦を制した。5-5の6回一死一、三塁で小坂の二ゴロの間に決勝点を奪った。5回途中から2回を無失点に抑えた小野が8勝目。小林雅が26セーブ目。ワシは一度は4点差を追い付いたが、投手陣が持ちこたえられなかった。5-6。

ソフトバンク-オリックス。斉藤-JPの先発。猛牛が逆転勝ちで3連勝。五回、牧田、ガルシアの適時打などで5点差を追いつき、六回、下山の勝ち越し二塁打と代打水口の2号3ランで4点を奪った。JPは14勝目。ソフトバンク・斉藤は今季初黒星を喫し、プロ野球新記録の開幕16連勝を逃した。 6-13。

審判、特に橘高に試合を壊されはしたけれど、なんとか勝ちを収められて、ホッとしていますよ。しかし、橘高は去年の日本シリーズの反省のかけらも見当たりませんね。あいまいな判断や、適当なジャッジにはいい加減腹が立ちます。

なにせおかしかったのは、試合開始時と、終了時で、ストライクゾーンが全然違うのにはビックリですよ。終始一貫しないストライクゾーンに、両軍の投手は戸惑ってました。この使えない審判に、いい加減重い処分を下して欲しいものです。

d0041058_0203964.jpg阪神の星野SDの去就が問題になっていますが、明日にもはっきりしそうですね。明日、阪神の定例のオーナー報告会が行われ、そこで星野SDが阪神の続投要請に応えなければ、まず巨人の監督就任することで間違いないでしょう。SDと言う立場上、阪神の球団機密にも携わっているので、続投する意思が無いのであれば、阪神の編成会議などに出席されては困るわけで、明日には去就に決着がつきそうですね。

このまま阪神に留まって欲しいです。巨人に行っても、何にもいいことは無いと思うのですが、小さい頃からあこがれていた巨人のユニフォームに袖を通したいと言うSDの個人的な感情もわかりますが…。見守るしかないですね。

さて、あまりに興奮したので眠くなってきました。それじゃ、今日はこの辺で。

P.S.斉藤(福岡ソフトバンク)の日本記録樹立はなりませんでしたね。序盤に4点もリードを貰っていたので、いけると思ったのですが…。猛牛の意地ですかね。仰木マジックか。
[PR]

  by crazytigersfan | 2005-09-07 23:25

<< 横浜、エースで連敗ストップ。 首位攻防初戦、貧打で、ルーキー... >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE