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第4回:参議院選挙における自民党の惨敗について。

皆様、おひさしぶりです。またまた、2ヶ月ぶりの記事になります。

今回取り上げるのは、先日終わった参議院選挙についてです。

私も、29日のお昼頃に投票に行ってきました。地区選出候補には自民党系の候補者、比例代表では自由民主党に投じてきました。

今回の参議院選挙は、選挙前から自民に向かい風が吹いていましたが、大方の想像以上の惨敗でした。

正直言って、民主党ごときが参議院で第一党になるなど、日本も末だと思いますよ。

民主党の小沢代表の打ち立てる政策と言うのは、さも良さげに聞こえますが、実現不可能なものがあまりに多すぎます。

たとえば、年金問題の解決のために、消費税をすべて年金に充てるという政策です。こんなの消費税を上げなきゃ財源の確保なんかできっこないのに、消費税は上げないと。耳あたりのよいことだけ言って、無知な有権者を騙す卑劣な政党なのですよ。こんな実行力のない政党が政権を取った日には、日本の政治は崩壊しますね。

とは言え、有権者が自民離れしたのは、自民党・安倍政権自らの責任と言うのも認めざるを得ません。

とにかく閣僚の選び方が悪すぎます。

佐田行政改革担当大臣の不正経費疑惑に始まって、松岡農水相の「ナントカ還元水」発言で有名な不正系疑惑、柳澤厚労相の「産む機械」発言、久間防衛相の「原爆はしょうがない」発言、さらに赤城農水相の不正経費疑惑まで。挙句、松岡大臣が在任中に自殺するなどと言う、戦後初の異常事態まで惹き起こすんですから大したもんです。

散々批判のあるように、仲良し内閣のイメージがぬぐえないんですよ、安倍内閣の人事は。松岡大臣の後任に赤城大臣、久間大臣の後任に小池大臣。自分の派閥・味方からしか人選をしてません。一般の国民は、こういうところから自民党に不信感を抱いたんじゃないでしょうかねぇ。

それから、年金問題。対応が後手後手すぎたのも痛すぎます。閣僚の不正経費なんてのは些か抽象的ですし、直接的に自分に損が来てるとは感じにくいですが、年金問題は自分の懐に直接打撃を与えますからね。国民がこの問題を重視するのは仕方がありません。

ただ私は、これを執拗に追求して、年金業務機関に国民を殺到させ混乱させた長妻昭にも大なり小なり責任はあると思いますけどね。勿論、彼が追求したおかげで明るみに出たわけですから、その功績は評価に値します。しかし、結果としてこれが国民を社会保険庁窓口に殺到させることになり、年金業務に混乱をもたらしたことは間違いありません。銀行がつぶれそうだから、と言ってみんなが一斉に銀行から預金をおろして、つぶれなくて済んだ銀行をつぶしてしまうのと同じことです。もっと、適切なやり方があったんじゃないかと思います。

それに、自民だけの責任にするのもおかしい。民主党の菅直人だって、厚相をやってたんだから、何らかの責任を取ったらどうなんでしょうかね?菅は年金すら納めてなかったあるまじき政治家なんだから、こういうときこそ、国民に侘びを入れたらどうなんでしょうかね。

世間での評価のとおり、「民主のクリーンヒット」ではなく、「自民のエラー」なんですよね、この選挙の惨敗の要因は。これは、自民・民主ともに認めています。

ただ、口ではそう言っていても、民主党は完全に天狗になっていて、参議院の与野党勢力逆転を利用して、衆議院を解散に追い込んで、政権を奪取するつもりです。

私が言いたいのは、国民は政権を担うべき存在として民主党を選んだわけではないと言うことです。自民に入れたくないが、ほかに入れるところがなかったので、たまたま民主党に入れた、と言うのがこの結果です。だから、民主党は思い上がらないほうがいいですよ。

そもそも民主党には改革力や実行力はありません。昔の社会党のように、与党があってこその政党であり、政権を取るべき政党じゃないんです。社会党が政権を取ったこともありましたが、見事に失敗しました。おそらく、この後民主党が政権を取ったとしても、結果は同じでしょう。

自民党は、この危機的状況を打破するためにも、全力で国民の信頼回復に努めるべきです。

それには、まず安倍首相の退任が不可欠でしょう。もはや、彼が首相にいること自体が国民の不信につながっています。獲得議席も過去最低こそ免れましたが、ワースト2でしたからね。橋本内閣は44議席で退任したんですから、それより少ない数字なんだから、潔く辞められた方が、政治家としての株も上がると思うんですけどね。

民主党をこれ以上のさばらせないためにも、安倍内閣には申し訳ないけれど退任してもらって、もう少し指導力のある人を首相に出すべきですね。個人的には、麻生太郎外務大臣なんか適任だと思いますけどね。話も上手だし、政治能力も高いですし。ただ、話が上手いのはいいんですが、この間みたいな失言をやらかしそうなのがネックですけどね。

さもなければ、小泉前首相の復帰ですね。彼は近頃稀に見るカリスマを持った政治家です。今一度、その政治手腕をふるってもらいたいですね。

今回の選挙は、有権者の自民党への愛のムチである、と解釈したいですね。そうでも思わなければやってられませんよ。国民が民主党政権を心から望んでいるとは思いたくないです。

事と場合によると、衆議院解散→総選挙と言うのもありえそうです。ここで、政権が変わる可能性もあります。そこで、民主党が政権を取るようなことがあってはなりません。自民党のさらなる信頼回復に向けた努力に期待したいですね。

ではでは、今回はこの辺で。

  # by crazytigersfan | 2007-07-30 22:58

第3回:松岡農水相の自殺について

ご無沙汰をしております。前回よりまた2ヶ月ほど空いてしまいました…。

そして、また取り上げるのは松岡農水相に関することがらということになりました。

今日、松岡利勝農水相が議員宿舎で首をつって自殺を図りました。そして、搬送先の慶応義塾病院で死亡が確認されました。

松岡大臣といえば、前回の記事でも取り上げたとおり、いわゆる「ナントカ還元水」問題をはじめ、さまざまな疑惑を抱えていた大臣。そして、さらに緑資源団体の官製談合も露見し、その立場はかなり苦しいものとなっていました。

まぁ、松岡大臣の自殺の動機は、警視庁の解明を待たなくても明白ですね。これらの問題で野党や世論から激しい非難を浴び、それに耐えかねて自殺を選んだのでしょう。

一人の人間として、苦しいことから逃れたいがために死を選んだことに関しては、本人の意思ですから、どうこう言うつもりはありませんが、政治家としては最悪ですね。

これだけの疑惑をかけられながら、国会の答弁の場では常にお決まりの文句で質問をはぐらかし、結局何一つ疑惑は解明されないまま。日本国の主権者たる国民の代表者である閣僚が、自らの疑惑を晴らそうとしないのは、職務怠慢であり、国民をバカにしてるとしか思えません。

そんな状況に加えて、自殺によってその口を完全に閉じてしまい、遺書にも疑惑を解明するような記述はありません。これによって、疑惑の解明は迷宮入りとなってしまったわけです。

自殺で、大臣自身は苦しみから解放されるのかもしれません。しかし、自身の不祥事で国民に政治への不信を植え付け、さらに、自殺による安倍政権のイメージの低下を招いてしまいました。この、政界に遺したままの負の遺産を背負わされた安倍政権への影響を考えない大臣の軽はずみな自殺は非難に値します。

疑惑は解明されないまま、自分だけ楽になろうというのは、あまりに国民をバカにしています。死んで責任から逃れようとはあまりにフザけています。

安倍首相は松岡大臣を「有能な農林水産大臣」と評しましたが、とんでもありません。

確かに、農林族としての知識や経験は評価に値しますが、この尋常ではないスキャンダルの多さを見れば、有能でないことは明白です。そして、自身の政治家・閣僚としての責任を果たさなかった松岡大臣は政治家としては最低と言わせていただきたいと思います。一自民党の支持者としても、参議院選へ負の影響を与えてしまったことについて強く非難したいと思います。

とりあえず、今回はここまでです。

  # by crazytigersfan | 2007-05-28 23:07

第2回:松岡農林水産大臣問題について

前回からおよそ二ヶ月が経過してしまいました…。

実は、2月の間に一度、「君が代問題について」と言うタイトルで文章を書いたのですが、投稿前に手違いで消えてしまいまして…。結構ガッツリ書いたのに消えてしまったのがショック…とまでは言いませんが、それからちょっと書こうとする意欲が薄れてしまいまして…。

君が代問題については、また改めて書きたいと思います。今回は、松岡農林水産大臣のいわゆる「不正経費疑惑問題」についてです。

まず、この問題がどういうものなのか、説明していきましょう。

政治家にはその政治活動を行うに当たって、拠点ともいえる政治の事務所が必要になります。国会議員には、各院の議院会館に事務所として使える部屋が与えられます。

この事務所の中では、光熱費・水道費・冷暖房費等は無料(つまり、議院ではなく各院が負担する)なのです。

しかし、松岡利勝・農林水産大臣(正確には彼の政治資金管理団体)は、「主たる事務所」を議員会館内に設置しているのに、2005年に500万円超を・光熱水費として計上していたのです。

この問題が、民主党の小川参議院議員が参議院の予算委員会で質問したことによって、世間に発覚したわけです。

そして、この問題に関する松岡大臣の答えは苦しいものばかりでした。

答弁の中でひときわ有名になったのが、「ナントカ還元水」。アルカリイオン水のことを指すのでは、と言われています。冷暖房費や「ナントカ還元水」も光熱水費に含まれている、との答えがあったわけです。

しかしよく考えてください。そもそも光熱水費が無料の事務所で、いくら高級な浄水器をつけてみたところで、一年に500万円も経費がかかると思いますか?

よほど非常識な人でない限り、かかるわけがない、と言うことは分かります。他の自民党議員が自らの事務所の浄水器を公開して、「2~30万円で購入できるし、長く持つ。500万もかかるわけがない」と言ってのけたのは、最近のことですね。

他にも、民主党議員がノーアポで松岡大臣の事務所を直撃して、浄水器のカケラも見あたらなかった、なんて報道もなされてましたね。浄水器のカケラもないなら、松岡大臣はウソの答弁をしてることになりますね。

私は、基本的に政府の方針と言うのは正しいものと捉えて、批判的な意見は吐きません。

しかし、この問題についての政府の対応はあまりに納得できません。塩崎官房長官は「個人の問題。政府がコメントすべきではない」とおっしゃってましたが、こういう閣僚の疑惑を晴らし、国民からの信頼を取り戻すのも、官房長官の務めだと思うのですが…。

そもそも、閣僚と言うのは、政府のいわば重要なピースですよ。そのピースを国民が不審がっているんだから、政府がノーコメントではマズいでしょう。そのピースがおかしくて、「政府」と言う一枚のジグソーパズルが完成しなくなったら困るじゃないですか。

刑法の原則に「疑わしきは罰せず」というものがあります。疑わしいと思っても、決定的な証拠がないなら無罪としろ、と言う原則です。(ま、現代日本ではあまり守られてる気はしませんが。)

しかし、政治家―とりわけ閣僚は「疑わしきは罰する」べきだと思うんですよ。

閣僚と言うのは、国家の中でもきわめて重要なポジションです。それゆえ、権力もすさまじいものがあります。特に、関係業界には多大な影響を与えると言って差し支えないでしょう。

そんな日本の命運を左右するくらいの重要なポストについた人間は真人間且つ潔白でなければならないです。少しでも疑われるようなことがあれば、その人物は大臣として不適格なのです。

屁理屈かもしれませんが、「疑われる」ということは、たとえ無実だとしても、やはりその人物に何かしら疑われる余地がある―つまり、どこかやましいところがあるに違いないからです。

松岡大臣は、すでに大臣としては失格です。疑われるようなことがあるからです。しかも、一般の人から見ても、会計に不正があるのは明々白々なので、今すぐ責任を認めて何らかの処置をすべきなのです。

もし、松岡大臣が「自分は潔白だ!」と言うなら、野党をはじめ、多くの国民を納得させる証拠を出せばよいのです。光熱水費500万円の明確な内訳を公表すればいいのです。

ところが、大臣はそれをしようとしない。しないのではなく、出来ないんでしょうね。不正があった、と言うのは大臣自らがよく分かってるはずですから。

それにしても松岡大臣は非常識ですね。

「今、水道水なんか飲む人はいないでしょう」

これがわが国の農林水産大臣の発言ですよ?信じられません。松岡大臣は国庫の資金源が国民の税金だと言うことが分かってないように思えてしかたありません。

とにかく、光熱水費がタダの事務所で500万円を計上するのはおかしい、と言うのは誰にだって分かる理屈です。その理屈をひっくり返せるような証拠を公表できないのなら、即刻辞任なり謝罪なりするべきです。

安倍内閣の閣僚の不祥事は尽きることがないですね…。先行きが不安でたまりません。果たして、美しい日本は作れるのでしょうか?今後の安倍総理大臣の対応に注目することにしましょう。

  # by crazytigersfan | 2007-03-13 01:59

第1回:戸籍のない子供たち。

前回更新から2ヶ月も空いてしまいました。最近は、mixiの方をもっぱら利用していて、かなりこちらはおろそかになってしまいました。

2007年に入ったにあたって、当ブログの方針を決めました。

まぁ、見てくださってる人がいるのかも怪しいんですが、とりあえず、世の中の事件・話題に関して自己満足的な評論を書くと、こういった趣旨にしていきたいと思います。

今回は、「戸籍のない子供たち」についてです。

皆さんは、この「戸籍のない子供たち」とはどういう意味であるか、ご存知でしょうか?文字通り、「戸籍を有しない子供」と言うわけですが、なぜ戸籍がないのでしょうか?

普通、子供が生まれれば、管轄の役所に出生届を出します。通常は、この出生届は受理されます。

ところが、最近「法律上、父とみなされる人」と出生届の父の欄に書いてある人物が異なり、出生届が受理されない、なんてことが起こっているのです。

なぜ、そんなことが起きるのでしょうか?

それは、民法の親族編772条の規定に問題があるとされているからです。

民法772条(嫡出の推定)

①妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と推定する。
②婚姻の成立から二百日を経過した後又は婚姻の解消若しくは取消しの日から三百日以内に生まれた子は、婚姻中に懐胎したものと推定する。


この、第2項の後段、「婚姻の解消若しくは取消しの日から三百日以内に生まれた子は、婚姻中に懐胎したものと推定する」と言う規定に問題ありと言われているのです。

なぜ問題があるのか?例を挙げましょう。

妻Aが夫BのDV(ドメスティック・バイオレンス=配偶者間における家庭内暴力)に耐えかねて、婚姻関係を破綻させるためにBと別居を続け、離婚に持ち込んだとします。このとき、Aは別居中に別の男性Cと同棲し、懐妊しました。離婚成立後、AはCと結婚し、離婚成立日から数えて180日目に、Dという子供が生まれました。

この事例を、条文にあてはめると、Dの実父はBと言うことになります。離婚の成立は、婚姻の解消にあたります。Dは、その成立から300日以内に生まれた子供ですから、この条文によって、Bが父と推定されるのです。ですから、法律上の父はBとなるのです。

Aが、「DはCとの同棲中に懐胎した子であり、確かにCが父親である」といくら主張しても、法律上は認められないのです。つまり、Bを実父として認めない限り、Dには戸籍が与えられないのです。

戸籍がないということは、社会で生活するにあたって、非常に不便なことです。学校に行くことが出来ませんし、旅券(パスポート)も取得できません。運転免許証の取得も出来なければ、年金を受け取ることもできません。

もちろん、Dに戸籍を与えることはできます。裁判で、前夫のBが「Dは自分の子供ではない」と証言すれば、Cが実父と推定され、戸籍も与えられます。

しかし、今回あげた事例のように、離婚の原因がDVであるなどで、前夫にかかわりたくないとか、住所が分かってしまうのが困るとか、このような理由で裁判に踏み切れない例が多いのです。

生まれてきた子供(D)は気の毒です。親のゴタゴタによって、罪のないその身に戸籍があたえられないなど非常な不利益を被るからです。

このことについて、戸籍のない子供を持つ親たちは口をそろえて、「法律が古い」とか、「罪のない子供が不利益を被るのはおかしい」とか言います。

しかし、それは責任の転嫁ではないでしょうか?

民法の規定が完全であるとは言いがたいですが、少なくとも大きな不備はないと思います。離婚成立から300日以内と言う制限も、婚姻関にある間に夫婦間で子作りが行われるのが当たり前、とする前提があるからであり、もしこの制限を撤廃すると子供の実父が誰なのかが非常にあいまいになる可能性があります。これを避けるべくして、民法は制限をおいたのですから、この規定はおかしいとは思いません。子供が生まれるまでの期間・十月十日よりも短いですしね。

そもそも、このような不幸な子供が生まれてくるのは、離婚をする親に責任があります。勿論、DVによる憂慮すべき離婚事由があることは認めます。夫からDVを受けるのが妻の責任だ、とは言いません。

ただ、法律を知らないことに責任を負うべきなのです。

法治国家において、「法律を知らなかったから」と言う理由は通用しません。特別に規定がおかれていない限り、法律を知っているものとして、裁判所は判断を下します。

このような事例だって、きちんと法律をしっていれば未然に防ぐことができるのです。

離婚が成立して、新しく婚姻をするまで、生殖を伴うような性交渉は慎めば良いのです。DVの相談を弁護士にすれば、このような助言をしてもらうことも可能です。そうやって、子供を作る前に努力をすれば、不幸な子供は誕生しないのです。

もし、妊娠してしまってからその事実を知ってしまった場合はどうするか、これが問題です。

もちろん、堕胎をしてしまうのが一番簡単な方法ですが、これはあまりに倫理観に欠けますし、戸籍がない子供よりも、不幸な子供になってしまいます。

ですから、妻が勇気を出して、裁判に踏み切ればよいのです。法律は弱者の味方になってくれます。たとえば、接近禁止の申し立てをして、前夫を近づけないようにしてしまえば、安心しきることは出来ませんが、少なくとも法律上は安全になります。もしその裁判所の命令に従わないようであれば、警察に訴えることも出来ますしね。

役所の人間に親が、「自分の子供がこういう立場だったら、と考えてみてください」とか言っているシーンがテレビ等でありましたが、お門違いもいいところです。役所の人間は一般市民以上に法律に拘束されるのですから、法律でそうと決まっている以上は、役所の人間にはどうしようもないのですから。単なる八つ当たりにしか見えません。

暴論になりますが、法務省に柔軟な適用を請求するよりも、子供のために命を張って裁判に望めばよいのです。「親の責任であって、子供に罪がないのに…」と言うならば、なぜその責任を取るために命を張って裁判をしないのか?裁判をすれば、確実に子供は戸籍を取得できるのだから、子供のために裁判を起こすことが、「親の責任」でしょう!やることをやらずに、法律の不備だ、とのたまうのは、責任転嫁としか言いようがないように思えます。

何か、猛烈な批判になってしまいましたが、中傷したいのではありません。私の説は単なる理想論であることも承知の上です。しかし、誰か一人がパイオニアとして踏み出せば事態は改善できるのではないのでしょうか?

今の法務大臣は「庶民の気持ちは分からん。私は庶民じゃないから」と平気で記者会見で述べるような非常識な人ですから、どんなに説得しようとひっくり返ることはないと思います。

私が言いたいのは、裁判を起こせ!これに尽きます。子供のためなら、頑張ってみるべきだとは思いませんか?

  # by crazytigersfan | 2007-01-25 23:51

日米野球第3戦。

東京ドームに観戦に行ってまいりました。

と言うのも、読売新聞社のホームページで全日本の選手のファン投票をやってたんで、それに1回投票をしてみたら、見事に内野指定席に招待されてしまいました。
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前から6列目と、かなり前の席でいい席と言える席でした。
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↑席から撮ったMLB選手の練習風景です。選手が結構目の前で見られました。ただ、ホームベースの方はちょっと見辛かったですけど。後ろに見える楽団は、八王子高校の吹奏楽部です。オープニングセレモニーでの演奏を担当していました。

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↑始球式は元ロッテの村田兆治さん。相変わらず球が速かったですね。写真は、始球式を終えて、ハワードとサインボールを交換してるところです。

試合は11-4でNPBのボロ負けでした。まぁ、席は三塁側で、MLB側の席なんで、MLBファンも多くて喜んでいる人も結構いましたね。

NPB先発の小林宏之(千葉ロッテ)は、4回までは完璧に抑えてたんですけどねぇ。4イニングで6つの空振り三振を奪ってましたからね。ところが、5回に先頭の4番・ハワードに二塁打を許したところから、おかしくなり、6番のマウアーから実に4連打で3点を失いました。

さらに6回にはジョーンズに2ランを被弾してノックアウト。4回までのピッチングはどこへやらと言う感じでした…。

さらに7回からは巨人の阿部慎之介がマスクを被ったんですが、彼がマスクを被った途端、やたら点を取られましたね。久保が4失点、永川が1失点で5点も取られました。勿論、投手にも責任はあるんでしょうが、捕手のリードにもなんか問題があるんじゃないかと思われるくらいの炎上ぶりでした。

一方のNPBは青木が初回先頭打者ホームランを放って、「今日はいける!」と言う感じでしたが、攻めきれず、結局5回までヒットは青木のホームランの1本のみと言う拙攻。6回、7回に2点、1点と取りましたけど、すぐに追いつかれてしまいました。

とにかく、クリーンアップが打てませんでしたからね。3番・福浦が4打数無安打1四球、4番・小笠原が3打数無安打1四球、5番・里崎が4打数1安打ですからね。合計すると11打数1安打です。これじゃ、拙攻にもなりますわな。

結局、MLBから4発ものアーチをかけられ大敗でした。3連敗で、NPBの負け越しが決まりました。

ヒーローは逆転のホームランを放ったマウアーでした。
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でも、地上波の放送は終わり、BS・CSのどこも中継してないのに、「放送席、放送席~」とインタビューを始めたのはちょっと笑えましたね。

まぁ、NPBは負けはしましたが、メジャーのド派手なホームランを4発も見せてもらったので満足です。途中で城島も出場して、その打席も見られましたし。タダで見る分にはもったいないくらいな内容でした。

ではでは、今日はこの辺で。

  # by crazytigersfan | 2006-11-05 23:25

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